2003年12月08日(月) 11時36分
<東証>日経平均1万200円割れ 武富士、上場来安値更新(毎日新聞)
週明け8日の東京株式市場は、前週末の米国株式相場の下落や円相場の上昇を嫌気して、幅広い銘柄で売りが先行した。日経平均株価は2営業日連続で下落し、取引時間中としては5営業日ぶりに1万200円を割り込んだ。午前の終値は前週末終値比233円28銭安の1万140円18銭。TOPIX(東証株価指数)も2営業日続落し、同19.39ポイント安の1000.03で午前の取引を終えた。東証1部の午前の出来高は4億5500万株だった。
電機や自動車など輸出関連銘柄が売られ、大手銀行株や証券株の下落も目立つ。武井保雄会長が盗聴事件に絡んで逮捕された武富士の株価は4営業日続落し、一時前週末終値比340円安の4730円をつけ、昨年11月14日の上場来安値(4920円)を更新した。【谷川貴史】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031208-00001027-mai-bus_all