2003年12月07日(日) 06時57分
宿泊拒否問題 「言い過ぎ」報道にアイスターが一転否定(熊本日日新聞)
 「言い過ぎだった」という江口社長の発言を否定するコメントを掲載したアイスターのホームページ | | |
阿蘇郡南小国町の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」が、国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園(菊池郡合志町)入所者の宿泊を拒否した問題で、ホテルを経営するアイスター(東京)は六日、江口忠雄社長が「宿泊拒否は当然の判断」という発言を「言い過ぎだった」と認めたとする報道に対し、「そのようなことは一切言っていない」と否定するコメントを同社ホームページに掲載した。
江口社長は四日、恵楓園を突然訪問。同園入所者自治会役員四人と面談した。同自治会の太田明会長らによると、「宿泊拒否は当然」との一日の記者会見での発言について「撤回するのか」と自治会側が質問した。江口社長は撤回には触れず「言い過ぎた部分もあった。申し訳ない」と陳謝ととれる発言をしたという。
その発言を否定するコメントを掲載したことについて、アイスター広報室は「現時点では何も言えない。時間がたてばきちんと説明する」とだけ述べている。
太田会長は「四日の面談では反省した様子で『一歩前進』かと思ったのだが。どこまでわれわれを振り回せば気が済むのか」と話している。
http://kumanichi.com/news/local/main/200312/20031207000041.htm