2003年12月07日(日) 18時06分
点滴チューブ外れ患者死亡 島根の国立浜田病院(共同通信)
7日午前1時ごろ、島根県浜田市の国立浜田病院(佐々木清博院長)で、入院中の男性患者(83)の点滴チューブが途中で外れて体から垂れ下がり、多量の血液が流れ出ているのを見回り中の看護師が発見した。男性は既に心肺停止状態で、約50分後に死亡した。
同院は浜田署に届け出るとともに、院内に事故調査委員会を設置した。
同院によると、男性は脳こうそくのため今月1日に入院。鎖骨下の静脈から薬を点滴投与していたが、接続器具からチューブが外れていた。流出した血液は約1・6リットル。
看護師が約2時間前に巡回したときは、特に異常はなかったという。
点滴チューブは栓に差し込んで固定した上、輪ゴムで止めており、通常はひねったりしても外れることはないという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031207-00000083-kyodo-soci