2003年12月06日(土) 15時02分
航空ハブに労使紛争は禁物=シンガポール政府が締め付け強化(時事通信)
【シンガポール6日時事】アジアの航空ハブ(拠点)としての地位強化を目指すシンガポールが、強硬姿勢を取り始めたパイロット労組に対し、締め付けを強化している。
シンガポール・エアライン・パイロット労組(ALPA−S)の一般組合員は11月半ば、経営陣が示した解雇や給与削減などの要求を執行部が安易に受け入れたとして、11月半ばに労組執行部を不信任投票によって解任した。
こうした動きを放置すれば、労組の要求がエスカレートし、労使紛争が頻発しかねないと判断した政府は、組合執行部の決定を最終承認する一般組合員の権利はく奪を決定。労働組合法の改正作業に着手した。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00000570-jij-bus_all