2003年12月06日(土) 14時17分
「言い過ぎた」発言を否定 元患者宿泊拒否のホテル(共同通信)
熊本県南小国町の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」によるハンセン病元患者の宿泊拒否問題で、ホテルの経営管理会社アイスター(東京)は6日、江口忠雄社長が「宿泊拒否は当然の判断」という発言を「言い過ぎだった」と認めたとする報道に対し、「そのようなことは一切言っていない」と否定するコメントを同社ホームページに掲載した。
掲載理由について同社広報室は「時間が経てばきちんと説明する」とだけ述べた。
江口社長は4日、入所者が宿泊予定だった国立ハンセン病療養所菊池恵楓園(同県合志町)を訪れ同園自治会の役員4人と面談した。
自治会の太田明会長によると、役員らが「宿泊拒否は当然だった」との発言を撤回するか質問したところ、江口社長は撤回するかには触れず「言い過ぎた部分もあった。申し訳ありませんでした」と陳謝したという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00000064-kyodo-soci