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巨人・上原の契約更改で事実上の代理人交渉をした加藤君人弁護士は５日、巨人球団と三山球団代表に対して名誉棄損の法的措置をとらないことを明らかにした。警告書に対する三山代表からの回答書が４日夕方に届き、それによって同弁護士と上原の名誉がある程度回復された、としている。回答書は６ページあり、三山代表側は「発言の一部が言い過ぎだったことを素直に認める。結果的にご迷惑をかけたことを大変遺憾に思う」と回答し、電話でも陳謝の意を示したという。
一方、回答書でも「今回は代理人交渉ではない」という球団側の立場は変わっていなかった。加藤弁護士は「この点では納得していない」とした上で、「選手会と球団側で代理人交渉の統一ルールを作る努力をすべきだ」と語った。
(12/06 09:14)