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ホテル側が同園を訪れ謝罪したのは3度目。1日の記者会見で「宿泊拒否はホテル業として当然の判断」と発言したことについて江口社長は「言いすぎた」と述べたという。
元患者は会合で、江口社長に対し、「宿泊予定者が元患者であることを直前までひた隠しにした熊本県に責任がある」との発言を撤回するかどうか質問。江口社長は「協議するのでしばらく待ってほしい」と答えた。「ハンセン病を勉強して社員教育を徹底したい」とも話したという。
応対した元患者の稲葉正彦さん(69)は「社長は、本当に反省しているようにみえた。きちんと社員教育をしてほしい」と語った。
江口社長らは1日、同園を訪れ謝罪。元患者側は「入所者をこれ以上心配させたくない」として謝罪を受け入れた。熊本県、熊本地方法務局は11月、正当な理由のない宿泊拒否を禁じた旅館業法違反の疑いで、ホテル側を告発した。
ZAKZAK 2003/12/05