2003年12月05日(金) 07時00分
ドン・キホーテ、テレビ電話による医薬品販売再開へ(日経新聞)
総合ディスカウントストアのドン・キホーテは中止していたテレビ電話による一般用医薬品(大衆薬)の販売を来年1月にも再開する。厚生労働省の有識者会議が4日、深夜・早朝帯に限って販売を認めることで合意したためだ。
医薬品の販売許可を持つ52店全店にテレビ電話を導入し、東京・六本木にある「薬剤師センター」と結ぶ。テレビ電話による販売は午後10時から翌日午前6時の間。取扱品目数は未定だが、当初は大衆薬に限る。
効き目や副作用が強い医療用医薬品からの転用成分を含む「指定医薬品」(スイッチOTC)は厚労省が販売を認めた場合のみ販売する。顧客と薬剤師のやり取りはすべて録画し、薬剤師は対応時の業務内容を記録する。
同社は8月、東京都内の十店でテレビ電話による医薬品販売を始めた。しかし、厚生労働省が「薬事法に違反する恐れがある」と指摘。9月から大衆薬23品目の無料提供に切り替えていた。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20031205AT1D0407604122003.html