悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
消費者金融最大手「武富士」をめぐる盗聴事件で、元同社総務部課長の中川一博容疑者(42)=電気通信事業法違反容疑で逮捕=らが別のジャーナリストも盗聴していた疑いが強まり、警視庁捜査2課は4日午後、中川容疑者と盗聴を請け負った業者3人の計4人を同容疑で再逮捕した。同課はこの盗聴も同社会長、武井保雄容疑者(73)=同=が指示していたとみて追及する。
同課は4日午後、武井会長を同容疑で送検した。
調べでは、中川容疑者と「アーク横浜探偵局」社長の重村和男容疑者(57)ら調査業者3人は01年1月から2月にかけ、東京都港区にあるジャーナリストの事務所の電話の通話を盗聴し、録音した疑い。
中川容疑者は拘置理由開示の場などで「当時、武富士の専務だった武井会長の長男が、香港での株取引で多額の損失を出した件をジャーナリストが取材するとの情報を得て、武井会長の指示で盗聴した」と話していた。盗聴されたジャーナリストは「武富士取材でなく、別の取材のために香港に行った」と話している。
【立山清也、三木陽介】
[毎日新聞12月4日] ( 2003-12-04-15:51 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031204k0000e040041002c.html