2003年12月04日(木) 16時34分
国際線の施設使用料徴収へ 羽田空港、来月から(共同通信)
国土交通省は4日、羽田空港を出発する国際線の旅客から、成田空港と同額の2040円(12歳以上)の空港施設使用料を徴収する方針を固めた。国際線ターミナルを運営する日本空港ビルデングが来月にも航空運賃に上乗せする方式で徴収を始める。
国際線の施設使用料は、成田、名古屋、関西、福岡などで航空運賃に上乗せして旅客から徴収しているが、羽田ではこれまで航空会社が1機当たり往復32万円を負担し、個人からは徴収していなかった。
羽田では先月30日から韓国の金浦を結ぶ1日4往復の昼間チャーター便が運航を開始。韓国側は金浦の出発客から施設使用料を徴収しており、国交省は日韓両国間や成田空港との条件を均一にするため、羽田の出発客からも徴収するのが妥当と判断した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031204-00000086-kyodo-soci