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東京都足立区の東和病院に入院中の女性(当時85)が6月、鎮静剤を注射された後に死亡した事故で、警視庁は4日、女性看護師(33)が量を多く間違えて注射したことが原因として、この看護師を業務上過失致死容疑で書類送検した。
綾瀬署の調べでは、看護師は6月11日午後3時半ごろ、磁気共鳴断層撮影(MRI)検査の際、この女性に適量の10倍の鎮静剤を注射し、薬剤性ショックなどで約1時間半後に死亡させた疑い。
鎮静剤は、麻酔剤2ミリリットルと生理食塩水10ミリリットルを混ぜてつくった。10分の1の1.2ミリリットルが適量だったのにすべてを使った。注射する時には主治医を呼ぶよう指示されていたが、看護師は連絡せずに注射したという。調べに「早く検査を終えてしまいたい一念でやってしまった」と話しているという。
東和病院は「事実関係がよくわからないので、コメントできない」と話している。(12/04 13:39)