2003年12月04日(木) 10時55分
夜間のTV電話販売容認へ 条件付きで厚労省(共同通信)
深夜、早朝の医薬品販売方法を検討していた厚生労働省は4日、薬剤師が不在でも顧客に確実に服薬指導をするなど一定の条件を満たせば、テレビ電話を使った販売を認める方針を決めた。
同日開かれた有識者会議で、厚労省は「通常の時間帯に薬剤師による適正な医薬品管理が行われる場合、深夜、早朝にテレビ電話などの情報通信技術を用いた販売を認めても差し支えない」との考え方を示した。
販売品目を限定するかどうかなど具体的条件は会議でさらに議論し、今月中に結論をまとめる。
ディスカウントストア「ドン・キホーテ」によるテレビ電話販売問題をきっかけに始まった論争は、「薬剤師常駐」の原則を掲げてきた厚労省側が社会の情報技術(IT)化を受けて一歩譲歩する形となった。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031204-00000048-kyodo-soci