2003年12月04日(木) 09時17分

RIAA、個人攻撃第3弾で41人を提訴（ZDNet）

　全米レコード協会（RIAA）は12月3日、著作権のある音楽をオンラインで交換していたとして新たに個人41人を追加提訴した。

　RIAAは9月から個人ユーザーの大量提訴に踏み切っており、今回の第3弾で、訴えられたユーザーは計382人になった。さらに、ファイル交換を行っていたと目される別の90人に対しても、事前和解に応じない限り次の提訴の対象になると通告する書簡を送ったとしている。

　RIAAは同日のリリースで、これまでに220人と和解が成立したことも明らかにした。この数字には、提訴された人、事前通告書簡を受け取った人、RIAAがアカウント情報を取得しようとしているとインターネットサービスプロバイダー（ISP）から通報された人が含まれる。

　情報筋によれば、和解合意では平均して3000ドル近い額がRIAAに支払われるのが一般的だという。

　また、RIAAによれば、「Clean Slate」プログラムを利用した赦免申請の提出も1054人に達した。このプログラムでは、ファイル交換ソフト経由でダウンロードした著作権のあるファイルをすべて削除し、今後は音楽の検索にファイル交換ソフトを利用しないと約束した場合、過去の行為を問題にして提訴することはないとRIAAは説明している。（ZDNet）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031204-00000012-zdn-sci