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調べでは、仲間容疑者らはテレホンカードの換金を装い、貸金業登録をせずに横浜市港南区内の無職男性(61)ら七人に、昨年十月−今年八月の二十四回、計百六十五万九千円を貸し付け、法定の六十七−八倍にあたる計百七十二万八千五百五十円の利息を受け取った疑い。
仲間容疑者は同市中区花咲町のビルの一室に、「ライオンチケット」というチケット業者のような名称 で開業。勧誘ビラを見て訪れた債務者に、融資額分 の枚数のテレホンカードを渡し、隣接するビル に設けた「ラッキーチケット」という買い取り店で換金させた。
債務者が五万円の融資を申し込むと、五十度数(五百円分)のカードを百枚渡され、「ラッキー−」に持ち込むと、“買い取り価格”として三万五千円だけしか換金されない。十日以内に返済する場合、この差額の一万五千円がそのまま利息となり、計五万円を返済しなくてはならない。
同容疑者は古物商の営業許可は得ており、当初、調べに「貸金業はしてない。カードの売買だけ」と主張。現在は容疑をほぼ認めているという。逮捕直前ごろはカードの現物は使わず、売買契約書類を交わすだけで融資したという。
県警は九月に事務所などを捜索し、通帳や書類など約六十点を押収。三日午後も捜査員九人が「ラッキーチケット」などを再捜索した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20031204/lcl_____kgw_____000.shtml