2003年12月03日(水) 18時51分
訪米団に嫌がらせメール 英文で原爆正当化の内容(共同通信)
広島市の市民団体「平和のためのヒロシマ通訳者グループ」に、「原爆を投下したことを誇りに思う」など書かれた英文の電子メールが相次いで寄せられていることが3日、分かった。
同団体の小倉桂子代表は、原水爆禁止広島県協議会が米スミソニアン航空宇宙博物館のエノラ・ゲイ展示に抗議するため派遣する訪米団の通訳として同行する予定で、抗議行動に対する嫌がらせとみられる。
メールは今月2日から3日にかけて4通届き「日本の真珠湾攻撃で戦争が始まった」「(米兵が日本軍の捕虜となった)『バターン死の行進』をどうしてくれるのか」などと英文で書かれていたという。
小倉代表は「訪米団をサポートすることは、原爆について間違った考えを持っている人たちに考え直してもらういい機会だ」と話している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00000189-kyodo-soci