2003年12月03日(水) 00時00分
友部病院性的暴行 県・病院、女性に謝罪(朝日新聞・)
県立友部病院に通院していた知的障害者の女性(23)が、同病院の看護師(55)から性的暴行を受けたとして、東京高裁が看護師と県に計300万円の支払いを命じた問題で、女性や女性の代理人らが2日、病院や県医療整備課を訪れ、女性に対する謝罪と、再発防止策の回答などを求めた。病院や県は、わいせつ行為を認めて女性に謝罪し、「今後、再発防止のための具体策を示していく」などと回答した。
県は11月28日付で看護師を懲戒免職処分にした。原告団は当時の院長らの処分も求めていたが、県は「退職しているので、できなかった」と回答。再発防止策については、勤務時間外の行動規範を作成するかどうか検討すると答え、双方が具体策を提示することを約束した。原告団は、医療福祉施設で起きる虐待などについて相談を受けるオンブズマン組織の設置など、患者の権利擁護システムの強化を求めた。
(12/3)
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6704
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