悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
県内の七つの労働基準監督署で、定期監督や労働者からの申告に基づいて実施した行政指導について、百万円以上のケースをまとめた。
サービス残業を強いられていた労働者数は五千七百九十三人。業種別では▽製造業・十一社▽金融、広告業・八社▽商業・七社▽接客娯楽業四社−など。
同局によると、労働者が自己申告する就労時間と、上司が時間外労働と承認している時間にずれがあるケースが多い。中には、社員が自己申告した就労時間を意図的に短縮し、残業代を圧縮していた悪質な企業もあるという。
同局は「各企業とも人員削減で経営合理化に力を入れており、各労働者に過度の仕事が集中。労働環境の悪化が進む恐れがある」と注意を呼びかけている。
(今村 太郎)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gif/20031203/lcl_____gif_____004.shtml