2003年12月03日(水) 12時23分
盗聴疑惑記事訴訟、武富士側が会長の関与否定(読売新聞)
「武富士」が、月刊誌「創」に掲載された盗聴疑惑の記事で会社の名誉を傷つけられたとして、執筆したジャーナリストの山岡俊介さん(44)らに損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が3日、東京地裁で開かれ、武富士側は「記事は真実ではない」などと、改めて同社や会長武井保雄容疑者の盗聴への関与を否定した。
山岡さんは、武井容疑者の逮捕容疑となった盗聴事件の被害者で、問題とされたのは、自分に対する盗聴疑惑を報じた記事。逮捕翌日だけに、武富士側の主張が注目された。
武富士側の弁護士は閉廷後、「(会長が逮捕されても)従来の主張に変わりはない。訴訟の取り下げも考えていない」と言葉少なに話し、硬い表情で法廷を後にした。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00000304-yom-soci