2003年12月03日(水) 03時07分
石川県「小松牛乳」に苦味や酸味の苦情続々(読売新聞)
石川県健康福祉部に2日入った連絡によると、同県寺井町の「小松牛乳」(広田豊春社長)が製造した紙パック入り牛乳を飲んだ同県内の小中学校10校の児童、生徒ら365人が酸味や苦みを訴えたほか、兵庫、大阪、愛知の3府県でもスーパーの購入者から計13件の同様の苦情が寄せられた。
健康被害は報告されていない。
同部によると、異状があったのは、11月28日に製造された200ミリ・リットル入り「ホルスタイン牛乳」と、1リットル入りの「大地の恵み」、「北陸そだち」、「北陸のおいしい牛乳」の4品目。同社は2日から自主休業し、28日以降に製造した全製品14種類の回収を開始した。
広田社長は「製造ラインに問題はないと考えているが、苦情を重く受け止め、保健所の指導に従いたい」と話している。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00000215-yom-soci