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ドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」を運営するダスキン（大阪府吹田市）は、同店の景品「エルモのぱくぱくスリッパ」の一部に縫い針が付着していたとして、申し出があれば再検査で安全が確認されたものと交換することを決めた。１１月２６〜２９日に配られた計約２万７０００足が対象。
この景品は、２０００円分の商品を買うともらえるもので、配布を始めた２６日に宮城県内で「針が入っている」という苦情が１件あり、２９日にも神奈川県内で同様の苦情が１件あった。ダスキンは２９日、スリッパの配布を中止して再検査。在庫約９万足に針が見つからなかったとして、３０日から段階的に配布を再開した。
同社によると、スリッパは中国・江蘇省の工場で生産された。宮城県内で見つかった針に縫製の糸が付いていたことなどから、生産工程で混入した可能性があるとみている。(12/02 00:51)