2003年12月02日(火) 12時16分
ハンセン病元患者の宿泊拒否、厚労相と法相が批判(読売新聞)
ハンセン病元患者の宿泊を拒否した「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」(熊本県南小国町)を経営する「アイスター」(東京都港区)の社長が、「元患者が宿泊することをきちんと説明しなかった県側に責任がある」と県を批判したことについて、坂口厚生労働相は2日の閣議後会見で「ハンセン病は感染力が弱く、宿泊によって他人に感染することは皆無に等しい。説明の有無は宿泊拒否とは関係なく、(ホテル側の姿勢は)おかしい」と不快感を示した。
また、野沢法相も閣議後会見で、「ホテルの対応は今ひとつ不誠実で、いささか残念だ」と述べた。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00000204-yom-soci