2003年12月02日(火) 00時00分
年金不審文書760通超す 警視庁が詐欺容疑で捜査 (東京新聞)
実在する「日本国民年金協会」の名で「年金額に誤りがあった」として過払い分の返還を求める不審文書が受給者に郵送されている問題で、全国で送付が確認できた文書の数が761通に上ることが2日、社会保険庁の調べで分かった。
協会が送付した事実も払いすぎの事実もないため、警視庁は詐欺などの容疑で捜査に着手。警察庁も被害防止のため広報啓発を求める通知を都道府県に出した。
11月17日時点の集計では、送付が確認されたのは7都県。4月からの累計で青森115件、山形102件、東京119件、福井96件、滋賀125件、佐賀73件、大分109件となり、社会保険庁への相談も22件あった。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20031202/fls_____detail__006.shtml