2003年12月02日(火) 18時51分
火災警報器の設置義務化へ 東京消防庁、一般住宅へ初(共同通信)
住宅火災の死者を減らすための東京消防庁の有識者による検討委員会は2日、2回目の会合を開き、新築住宅への火災警報器取り付けを義務化するとの提言をまとめた。
東京消防庁は提言を受け、来春の定例都議会に東京都火災予防条例の改正案を提出する方針。
同庁によると、条例で警報器の設置を努力目標とする自治体は仙台市や神戸市などがあるが、義務付ける条例は全国初という。
提言は「既存の住宅にも設置を義務付けるのが望ましいが、実効性を考え新築住宅への義務付けを優先させる」とした。
消防法施行令では大規模マンションなどへの自動火災報知設備の設置が義務付けられているが、一般住宅は対象外。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00000186-kyodo-soci