2003年12月01日(月) 16時00分
牛肉履歴公開、スーパーが前倒し対応(日経新聞)
スーパー各社が1日施行された牛肉トレーサビリティー法への対応を前倒しで進めている。小売店が国産牛肉の生産履歴を管理・公開することを義務づけられるのは来年12月からだが、いち早く実行に移して、消費者に高まっている食の安全・安心に対する関心に応えている。
首都圏を地盤とするマルエツは12月12日から、全205店ですべての国内産牛肉パックに個体識別番号を記載する。マルエツのホームページでこの番号を打ち込むと、牛の生年月日、飼養場所の履歴、母牛の個体識別番号などの情報が見られる。開示義務のない飼料情報も店頭に紙を張り出し、抗生物質の使用の有無などを説明する方針だ。(16:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20031201AT2F2900X01122003.html