2003年12月01日(月) 11時50分
ウィンドウズを全面導入 銀行の中核システムに(共同通信)
マイクロソフトが日本ユニシスと共同で、基本ソフト(OS)に「ウィンドウズ」を使ったサーバーを利用し、地方銀行の百五銀行(津市)の中核システムを構築することが1日、分かった。2007年に稼働する予定。
銀行がウィンドウズ搭載のサーバーを全面的に使用するケースは世界で初めてという。銀行のシステムには専用OSを使った大規模な汎用機を使うケースがほとんどだった。
ウィンドウズを利用すれば、従来の汎用機に比べ導入や運用の費用を半分程度に圧縮できる。マイクロソフトとユニシスは今後、全国の地方銀行など対して採用を働きかける。地方銀行などでウィンドウズシステムの普及が進みそうだ。
新システムに採用するOSは、07年時点で最も適しているとみられるウィンドウズOSが使われる予定。
マイクロソフトと日本ユニシス、百五銀行は2日にシステム構築について正式に発表する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031201-00000067-kyodo-bus_all