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先生を務めたのは、富山地裁で民事事件を担当する光吉恵子裁判官(判事補)で、同大教育学部付属中の二年生百五十六人が講義を受けた。
授業は、民事・刑事両裁判の流れなどをテーマにした光吉裁判官による講義と、質疑応答の二部構成で実施。講義では、同じ立方体でも見る方向によって見え方が違うことを例に挙げ、「裁判の際、同じ物事であっても人によって受け止め方が異なるため違う証言をすることがある」と、法廷では物事の多面性を実感することがあると説明。
また質疑応答では、普段の生活や司法試験の難しさなどを問われ、「私は買い物にも行くし、日常は皆さんと変わりません。司法試験は、通った後の方が大変ですね」などと、一つ一つの質問に丁寧に答えていた。
富山地裁では「今後も出張講義に応じる用意があります」としている。
(竹内 章)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tym/20031129/lcl_____tym_____003.shtml