2003年11月28日(金) 13時19分
「漏電火災」実は放火 警察、住民の指摘聞かず(共同通信)
岡山市で昨年、青果業男性(56)宅が全焼し、岡山県警西大寺署が漏電による失火として捜査した火災が、約2カ月後に別の事件で逮捕された男の自供で放火と判明、警察が放火の可能性を当初から指摘していた被災者男性に釈明していたことが28日、分かった。
男性によると、男が自供した後、同署長らが男性宅を訪れ「自分たちが間違いでした」と話したという。
火災は昨年8月14日に発生し、木造2階建ての男性宅を全焼。火災直後、割れた窓ガラスの近くにほかの場所にあった鉄亜鈴が落ちていることに男性が気付き、「何者かが侵入し、放火したのでは」と署員に伝えたが、同署は「コンセントから漏電した可能性が高い」と説明していた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00000091-kyodo-soci