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東芝は27日、DVD(デジタル多用途ディスク)の後継とされる次世代光ディスクで、同社とNECが提唱する規格「アドバンスト・オプティカル・ディスク(AOD)」が、世界的な規格統一団体に、再生専用機器の業界標準として承認されたことを明らかにした。今月半ばに米国で開かれた「DVDフォーラム」の幹事会で決まった。
次世代光ディスクは録画や再生に青色レーザーを使い、赤色レーザーを用いる現行のDVDの約5倍の容量がある。AOD陣営に対し、ソニーや松下電器産業など日欧韓10社が推進する「ブルーレイ・ディスク(BD)」があり、規格をめぐって対立している。すでにソニーはBDを採用した録画再生機を発表しているが、AODが承認されたことで規格争いが今後激化しそうだ。
DVDフォーラムは来年中にも、録画機(レコーダー)の標準規格も承認する見込み。東芝とNECはこの承認を待ったうえで、商品化の時期を検討する。(11/28 08:52)