2003年11月27日(木) 12時05分
出会い系サイトに新動向(ZDNet)
インターネット調査会社の米Nielsen//NetRatingsは11月26日発表の報告書で、コミュニティーサイトFriendsterの利用者数が大幅に伸びており、大手出会い系サイトよりも平均で1時間ほど長く利用されていると報告した。友達の輪を広げるサービスを提供するFriendsterは、今年3月に立ち上がったばかり。
Friendsterのユニークユーザーは、6月3日時点の53万2000人から10月3日までに74%増加し、92万7000人に達した。ただし、大手出会い系サイトと比較するとまだ利用者数には3倍以上の開きがある。一方、同サイトの平均利用時間は1時間51分。出会い系上位3サイトのYahoo! Personals、Match、AmericanSinglesは、それぞれ35分、55分、17分となっている。
Nielsen//NetRatingsのインターネットアナリスト、ローレン・トーブ氏は、「Friendsterは急成長を遂げているが、その勝因は独自のサービスにあるのか、それとも現在無料だからなのか、判断するのは時期尚早」としている。
また同氏は、インターネットは出会いのための公共の場として広く使われるようになっており、大きな市場を生んでいると語り、証拠としてここ数年間で出会い系サイトへの広告出稿が大幅に伸びていることを挙げた。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031127-00000006-zdn-sci