2003年11月27日(木) 10時18分
「錠の性能」シールで表示 警察庁が基準公表(共同通信)
侵入盗対策のため成立した「ピッキング防止法」で錠の製造・輸入業者に義務付けられた防犯性能表示について、警察庁は27日、表示基準の試案を公表した。
錠を壊すのに何分かかるかなどを示すシールを錠本体に添付し“泥棒に強い錠”かどうかが一目で分かるようにする。
28日から12月18日まで試案に対する一般の意見を募集、年内をめどに基準を決定し来年4月1日から施行する。
警察庁は建物への侵入手口を(1)シリンダーに工具を突っ込むピッキング(2)ドアに穴を開けるなどして内側のつまみを操作するサムターン回し(3)シリンダーカバーとドアの間に工具を差し込み錠を操作するカム送り−−など5つに分類。
実際に工具を使って実験し、こじ開けるのにかかった時間を基に手口別に防犯性能を表示することにした。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031127-00000064-kyodo-soci