悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
同社の調査では、発がん性物質のPCBが四カ所、ダイオキシンのコプラナーPCBが三カ所で検出された。PCBは、水一リットルに対して土壌一〇〇グラムを溶かした分析で、最高〇・〇四一ミリグラムを検出。コプラナーPCBは、最高で環境省の環境基準の三十倍に当たる毒性等量三万ピコグラム(土壌一グラム中)を検出した。
昨年十月、井戸水の定期調査でPCBが〇・〇〇一八ミリグラム(一リットル中)検出され、同社は今年三月からPCBを対象に土壌汚染調査を行っていた。同社は、一九六七年以前にコンデンサーなどの油抜き作業を行っており、作業中に油が漏れたことが原因と想定している。
土壌汚染は深さ二メートル以内で見つかっており、同社は引き続き来年夏ごろまで、建物の下などの調査を続ける。敷地内の土壌は、アスファルトで覆うなど飛散防止策がすでに取られている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20031127/lcl_____tko_____002.shtml