2003年11月27日(木) 07時01分
郵政公社、小包の配達遅れに罰則(日経新聞)
日本郵政公社は小包の配達を委託する運送業者を対象に、配達時間が約束より遅れた場合などに罰金を科す制度を12月から導入する。配達の精度を高め、宅配便からのシェア奪回を目指す。
郵政公社は地域の中核である集配郵便局から顧客宅までの小包の配達のうち、半分程度を運送業者に委託している。委託先は全国で1000社にのぼる。従来は小包を無くしたり盗んだりした場合に限り罰則があった。
新制度は配達時間の遅れや指定された受取場所以外に放置したなどの違反を想定、罰金額を細かく規定した。例えば配達時間の遅れなら直近3カ月の月平均契約額の10%相当額が罰金。規定した違反以外でも、利用者から苦情があった場合は同5%の罰金を科す。(07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20031127AT1F2601226112003.html