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大学のインターネット網を利用した音楽や映像の違法コピーのやり取りが増え、著作権が侵害されているとして、日本レコード協会は26日、全国約1200の国公私立大と短大に対し、対策の強化を求める要請書を送った、と発表した。学生らへの指導や啓発活動、違法行為を発見した場合のネットへの接続停止措置などを求めている。
協会によると、ネットにつないだパソコン同士で音楽や映像を公開・複製する「ファイル交換ソフト」を利用した不正行為が増え、大学内のLAN(構内情報通信網)も違法コピーの温床となっている。協会は、独自調査で不正を発見した全国約40の大学に警告文を送っているが、「違法行為は全国で横行しているのが実態」としている。
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が今年1月に実施した調査では、国内のファイル交換ソフトの利用者(経験者含む)は185万6000人と前年比で約40万人増え、増加傾向にあるという。(11/26 22:34)