2003年11月25日(火) 18時00分
「非があった」とテレ朝、選挙特番の自民出演拒否(日経新聞)
テレビ朝日の選挙特別番組に自民党幹部が出演を拒否した問題で、同社の広瀬道貞社長は25日の定例会見で「経緯を考えれば、私たちにも非があった」と遺憾の意を表した。
同社によると、民主党が想定上の閣僚名簿を発表したことを受け、4日の「ニュースステーション」が約30分間の特集を放送。その後、自民党から出演拒否の連絡があった。
広瀬社長は「紹介は報道の当然の役割」としながらも、英国での実態などマニフェストについて特集を組んだため「民主党に肩入れしたという解釈を自民党の一部に与えた」と述べた。
また、広瀬社長は日本テレビの視聴率操作調査委員会報告の中で、制作会社を介した架空請求が「厳格に(管理)するのは困難だという業界のあしき常識」と指摘されたことについて、「テレビ界の常識だというのは非常識、といっていい話」と反論した。〔共同〕(18:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20031125AT3K2503G25112003.html