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熊本県南小国町の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」が、ハンセン病の元患者ら22人の宿泊を拒否した問題で、熊本地検は25日、ホテルを経営するアイスター(本社・東京)と、ホテルの前田篤子総支配人に対する旅館業法違反容疑の告発を受理した。熊本地方法務局と熊本県が21日に告発状を提出していた。
宿泊を拒否されたのは、同県合志町の国立ハンセン病療養所菊池恵楓園(けいふうえん)の入所者ら。告発によると、ホテル側は正当な理由がないにもかかわらず、ハンセン病の元患者らであることから受け入れなかったとしている。
県はホテル側に「感染の恐れはない」と再三説得したという。
旅館業法は、伝染病にかかっていることが明らかな場合などを除き、正当な理由なく宿泊を拒むことを禁じている。違反した場合は2万円以下の罰金が科される場合もある。(11/25 13:05)