2003年11月24日(月) 21時41分
米携帯各社の市場争奪激化 「番号持ち運び」導入で(共同通信)
【ニューヨーク24日共同】「1台契約すれば2台目はただ」「家族割引ぐんと拡大」。米国の携帯電話会社間で契約の獲得競争が激しさを増している。24日から携帯会社を変えても今までの電話番号を使える新制度が導入されたためだ。固定電話会社も巻き込み「業界は新時代を迎える」(ウォールストリート・ジャーナル紙)ことになりそうだ。
米連邦通信委員会(FCC)はこのほど、自分の電話番号を持ち続ける「番号ポータビリティ(持ち運び)」を消費者の権利として認め、利用者は固定から携帯に、あるいは携帯会社間での業者の変更をしやすくなる。
このため今後1年で、全米の携帯利用者1億5000万人のうち2割に当たる約3000万人が電話会社を乗り換える見込み。また、米国家庭の約半分が、懐が許せば加入電話を携帯に移行することを考えているとの調査結果もある。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031124-00000084-kyodo-bus_all