2003年11月24日(月) 20時40分
トヨタが商標権訴訟で敗訴 「似てない」と北京地裁(共同通信)
【北京24日共同】トヨタ自動車が自社とよく似たエンブレムを使用しているとして中国の自動車メーカー「吉利集団」(浙江省)に、エンブレムの使用差し止めなどを求めた商標権訴訟で、北京市第二中級人民法院(地裁)は24日、「双方のデザインは明らかに異なる」とトヨタの訴えを棄却する判決を言い渡した。
同訴訟は中国が世界貿易機関(WTO)に加盟後、外国自動車会社が絡んだ初の訴訟として注目されていた。トヨタ中国事務所は「判決内容を検討して、控訴するかどうか決める」としている。
トヨタは昨年12月、吉利の乗用車「美日」のエンブレムが、だ円形を縦横に重ねたトヨタのものと似ているとして、使用差し止めと約1400万元(約1億8300万円)の損害賠償を求めて提訴。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031124-00000122-kyodo-soci