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影響を受ける恐れがあるのは同行の取引先約六千七百社が従業員などに支払う給与データのうち、三井住友銀以外の金融機関に受取口座を持つ百万件の一部。通常、給与データは振込日の午前十時までに引き出し可能となるよう処理が行われるが、最大で二十五万件程度が二十五日の午前十時以降にずれ込む可能性がある。
三井住友銀行を受取口座にしている場合は影響はない。給与振込日と同日に口座から自動引き落としがある場合、残高不足などで引き落とせなくなる懸念もあるが、同行では「自動引き落としは通常夜間に行われるのでほとんど影響はない」と話している。
今回の障害は二十日の午前八時三十七分ごろに発生。同日午後二時四十分に復旧したが、同日に処理を予定していた他行への振り込み百四十万件のうち、約二十一万件の処理が翌日に持ち越された。二十一日は持ち越し分も含め通常通り処理を終えた。しかし他行あての給与振り込みデータは事前の処理日と障害発生日が重なり、百万件の処理が積み残しとなった。
障害の原因について同行は、全銀システムとの中継コンピューター内で振り込みデータの通信量などを制御するプログラムに不備があったと説明。システムは十七日から稼働し始めたばかりだった。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20031122/mng_____sya_____009.shtml