2003年11月22日(土) 07時01分
中国でPHS「復活」、日本メーカー相次ぎ部品増産(日経新聞)
日本発の携帯通信技術、PHS(簡易型携帯電話)が中国で急速に普及しており、日本メーカーが部品や端末の増産を急ぎ始めた。東芝と沖電気工業はそれぞれ半導体の生産を前年の3倍程度に拡大。セイコーインスツルメンツ(SII)は液晶パネル生産を当初計画の3倍に増やした。
PHSは日本では苦戦しているが、中国では固定電話の代わりとして地方都市で急速に普及している。通話料金は携帯電話機の半分から5分の1程度で、端末も半分以下の安さなのが最大の強みで、業界推計では2002年に1320万だった中国でのPHS加入者数は今年は2500万、来年は3500万に拡大する見通しだ。(07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20031122AT1D2909Z21112003.html