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これまでの調べによると、無記名割引債購入は「ヤミ金の帝王」と呼ばれていた五菱会幹部梶山進容疑者(54)=組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)容疑で再逮捕=がピラミッド型のヤミ金システムを確立した平成13年7月ごろから始まった。
ヤミ金グループの店長らはその後の約1年間に、ヤミ金の違法収益で計数10億円分の無記名割引債を購入していた。このうち5000万円相当の割引債が、同会会長高木康男容疑者(55)=同法違反(犯罪収益等収受)容疑で指名手配=に渡っていたとされる。
しかし、無記名の割引債は、マネーロンダリングや脱税の温床になっているとの批判から、金融機関の自主規制で昨年6月ごろから、購入しづらくなった。このため、ヤミ金収益のマネーロンダリングは米ドルに替える手口に切り替えられたという。
ZAKZAK 2003/11/21