2003年11月21日(金) 07時00分
日本HPが300人削減、サーバー事業赤字で(日経新聞)
日本ヒューレット・パッカード(HP)は20日までに、6000人いる全従業員の約5%に当たる300人前後の人員を削減した。主力の企業向けコンピューター販売などで赤字がかさみ、固定費を減らす必要があった。昨年11月に旧コンパックコンピュータと合併して以来、初の本格的なリストラとなる。
人員削減の理由はUNIX機をはじめとするサーバーの単価下落の影響などで5—7月期に赤字に陥ったこと。退職金を積み増す早期退職プログラムへの希望者を募ったところ計画通りの人員削減を達成した。
人件費圧縮の効果で11月以降はサーバー事業で黒字を確保できる見込み。パソコン事業は黒字のため一段の人員削減は不要とみている。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20031121AT1D2008920112003.html