2003年11月20日(木) 21時13分
値引き率高く見せ掛け、「ヤマダ電機」に公取委が警告(読売新聞)
家電量販店大手「ヤマダ電機」(前橋市)の店舗が店頭表示価格を実際より高く表示し、顧客に値引き率が高いように見せ掛けていたとして、公正取引委員会は20日、景品表示法違反(有利誤認)の疑いで同社に警告した。
公取委によると、ヤマダ電機のテックランド綱島樽町店(横浜市)は今年1月のセールで3種類のテレビを販売する際、ライバル店の店頭表示価格の平均額「基本プライス」を実際よりも4000円—8000円高く表示していた。同社は公取委に対し、「単なる書き間違え」と説明しているという。
また、社団法人・全国家庭電気製品公正取引協議会も、会員企業の「コジマ」(宇都宮市)、「ギガス」(愛知県弥富町)、「デオデオ」(広島市)、「プラグシティ」(群馬県伊勢崎市)の4社が、今年3月から5月にかけて、ヤマダ電機と同様の不当表示をしていたとして厳重注意した。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031120-00000412-yom-soci