2003年11月20日(木) 20時38分
「ガムタバコは危険」 嫌煙家ら規制申し入れ(共同通信)
外観はガムそっくりのスウェーデン産「ガムタバコ」が財務省の認可を受けて東京、大阪などで試験販売されているのを受け、全国の医師や禁煙推進の市民団体メンバーら40人が20日、厚生労働省に対し、有害物質を含む食品として規制するよう申し入れた。
「子供が間違って口にしやすく危険」として、近く財務省にも認可取り消しを求めるという。
記者会見した「たばこ問題情報センター」の渡辺文学代表らによると、問題となった商品「ファイアーブレイク」はスウェーデンの会社が日本向けに開発し、9月11日に財務省がたばこ事業法に基づき価格を認可した。
ミント味で10個入りが280円。「1粒にニコチン1ミリグラムを含み、通常のたばこ1本分に相当」と表示し、禁煙場所でも“吸える”のが売りだ。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031120-00000216-kyodo-soci