2003年11月19日(水) 00時00分
県立中央病院「注意怠り死亡」 遺族が提訴(朝日新聞・)
上越市の県立中央病院で検査中に大量出血した後に死亡したのは医師が注意を怠ったためだとして、死亡した男性(当時67)の遺族が、県に約5400万円の損害賠償を求める訴訟を、18日までに新潟地裁高田支部に起こした。
訴状によると男性は01年6月に総胆管結石の検査を受けた。2度の失敗を経て内視鏡を体内に挿入したが胃から大量に出血。意識不明となり20日後死亡した。失敗の際に男性が
嘔吐反射を起こしたことや、肝硬変を患っているため出血すると止血が困難なのに挿入を続けたことが、大量出血につながったとしている。
同病院は、「挿入の際に嘔吐反射を起こすのは一般的なこと。事前の確認も十分にしており予見できない出血だった」と争う構えだ。
(11/19)
http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5177
|