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東京電力系の通信会社パワードコムと日商岩井系のフュージョン・コミュニケーションズは１８日、固定電話事業の統合に向けて両社内に検討委員会を設置した、と発表した。０４年度中の統合を目指す。
パワードコムは今年４月、固定電話会社の東京通信ネットワークと合併したが、通信量の減少に直面し、９月中間決算で約１１億円の営業赤字（固定電話）を計上。今後は電話事業を切り離したうえで、データ通信に特化したい考え。一方、フュージョンは市外電話が中心で「市内電話に強いパワードコムと一緒になることで、相乗効果が望める」としている。パワードコムは１０月末にフュージョンへ５億円を出資している。
今後、パワードコムがフュージョンを傘下に置いて、事業を統合する方法などが検討される見通しだ。(11/19 01:44)