2003年11月19日(水) 00時00分

法定金利の１９４倍 貸金業者ら３人逮捕 （東京新聞）

　警視庁生活経済課金融犯罪対策室と築地署などは十九日、出資法違反と貸金業規制法違反の疑いで、東京都練馬区練馬一、貸金業グループ経営、新井勝英こと朴勝英（３４）、板橋区本町、貸金業店長、久保田剛（２５）ら三容疑者を逮捕した。

　調べでは、朴容疑者は昨年十月から今年四月まで百二回にわたり、貸金業「東日本信用」（中央区銀座）の客だった町田市の無職女性（２６）ら五人に計約九十九万円を貸し付け、法定金利の五−八十三倍の利息計百四十八万円を支払わせた疑い。

　久保田容疑者は同グループ傘下の「アイル」（豊島区北大塚）の店長として、昨年十一月から今年四月まで三十二回にわたり、金沢市の自営業男性（４３）ら三人に計約二十三万円を貸し付け、法定金利の二十四−百九十四倍の利息計約六十六万円を支払わせた疑い。

　二店とも都知事に貸金業登録していた。朴容疑者は四、五店を経営していたとみられ、同課などで余罪を調べている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20031119/eve_____sya_____002.shtml