2003年11月19日(水) 16時14分
ウイルス/ワームの新種、26%増(ZDNet)
ネットワーク保護企業Internet Security Systemsが11月18日発表した報告書によると、インターネット攻撃は増加し、その脅威は増している。
7〜9月期に見つかったソフトウェアの新たな脆弱性は、前期の727件からは若干減って725件。しかし、7〜9月期に現れたウイルスやワームの新種は、前期より26%増えて823種だという。
セキュリティソフトメーカーのSymantecも先日、ソフトウェア脆弱性の詳細が公表されてから、その脆弱性を突くコードがリリースされるまでの時間が短くなっているとし、脅威の拡大に警鐘を鳴らした。
ただし、すべての専門家が同じ考えではない。Computer Emergency Response Team(CERT)の最新の報告によると、今年1年間に発見される脆弱性の数は、昨年より減る可能性がある。1999年から2002年までは、CERTが記録する脆弱性の数は毎年ほぼ倍増していた。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031119-00000032-zdn-sci