2003年11月19日(水) 11時46分
新米3警官がカンニング 愛知、卒業試験で(共同通信)
愛知県警の新人警察官3人が10月、同県春日井市の県警察学校で初任総合科の卒業試験を受けた際、カンニングをしていたことが19日、分かった。3人は不正発覚当日にいずれも依願退職した。
県警監察官室によると、3人は名古屋市の3警察署に所属していた20−22歳の男性巡査。昨年4月に高卒の資格で採用され、初任科の教養や配属先警察署での実習を終了。警察学校で仕上げとなる初任総合科の教養を受けていた。
卒業試験は10月23、24日に実施。3人のうち1人は初日の「生活安全」の試験で名刺大の自作のメモを持ち込み、教官に見つかった。これを受けて不正がないよう指導したのに、2日目の「交通」の試験で、ほかの2人が同様の方法でカンニングしたという。
3人は「勉強したが、覚えられなかった」などと説明。事前に示し合わせた事実はなかった。いずれも発覚当日に辞職願を提出、承認された。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031119-00000081-kyodo-soci