2003年11月19日(水) 00時35分
ホルムアルデヒドなど揮発性有機化合物、全国規制へ(読売新聞)
光化学スモッグの原因となるホルムアルデヒドなど「揮発性有機化合物(VOC)」について、環境省は18日、大気汚染防止法を改正し、初めて全国的に規制する方針を決めた。
VOCはトルエンやホルムアルデヒドなど約20種類。気化しやすく、光化学スモッグや、ぜんそくなどを起こす浮遊粒子状物質(SPM)の原因となる。国内で法規制はなかったが、環境相の諮問機関の中央環境審議会の検討会が同日、「排出量の多い工場などを対象に規制が必要」と指摘。大気中の濃度規制や測定の義務付けなどを盛り込んだ報告書案をまとめた。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031118-00000416-yom-soci