2003年11月19日(水) 07時00分
首都高のETC夜間割引28日から、最大半額に(日経新聞)
国土交通省と首都高速道路公団は18日、首都高速の夜間・早朝通行料金を約半額にする割引制度を28日から導入すると正式に発表した。自動料金収受システム(ETC)搭載車が対象で、最大割引で東京線の普通車料金は700円から400円に、神奈川線は600円から300円になる。
割引時間は午後10時から午前6時前まで。深夜になるほど割引率が大きい。割引時間になる直前に、利用者が料金所前に待機して渋滞することを避けるため、段階的に割り引くことにした。大型車も普通車と同じ割引率を適用する。
東京都内などをつないでいる東京線は午前一時から同4時前まで34%引きで、462円で利用できる。5万円の前払いで5万8000円分の利用が可能なETC前払い割引制度(13.8%割引)を併用すれば、実質的に400円になる。
来年3月1日早朝まで試験的に導入するが、その後も継続する可能性が大きい。割引に伴う減収分は国と地元自治体が負担する。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20031119AT1F1800X18112003.html